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お役立ち情報 / 中小・零細企業でもブランディングが必要な理由(講演内容一部採録)

ロゴやコーポレートカラーを決めるだけがブランディングではなく、自社のビジョンや製品・サービスについて棚卸を行い、企業の永続発展に向けた基礎を固めながら、長期的な視点からステークホルダーとの好循環環境を作り出し、イメージ・信頼といった無形資産と、製品や売り上げと言った有形資産の両面において企業総合価値を高めるための活動をブランディングとしてこのセミナーでは語っていきたいと思います。

では何故中小・零細企業でもブランディングが必要かというと、社員を含め経営者が接するチャネルすべてにその経営ポリシーがブランドという形で伝わることで経営活動が好循環を生み出す可能性が非常に高いからです。

この好循環とはただただ売上が上がって事業規模が大きくなるということではなく、経営者が健全な気持ちで会社経営に専念できる環境を作り出すことが出来るという点をわたしは強調したいと考えています。

営業部門の不振や、値下げ圧力、製品・サービスのクオリティ確保など様々な局面で経営者が考えていた結果とは差異が生じてきます。これは他人と関係のなかで完全な意思疎通が出来ないことを考えれば当然の結果ですが、会社経営においてはその差異をそのまま放置すれば会社倒産という最悪の結果を招くことになります。

この差異をまず最小の状態にするために、ブランド構築の初期段階で社内の意思統一を実現させます。具体的には自社のサービスの棚卸を行うということで相互理解の一歩を踏み出していくという流れを作っていきます。

・自社のサービス・製品は誰のための物なのか?
・どういうお客様であればそのサービス・製品は最高の性能を発揮するのか?
・付加価値的な要素はどこにあるのか?
・どうすれば、それを必要としているお客様との接点が生まれるのか?

たとえば上記のような項目について社員全員が同じ意識・目標を持つことができれば、ユーザが抱くサービスや会社に対するイメージのぶれは少なくなるのではないか?ということについては賛同いただけるのではないかと考えます。

ユーザの要求を満たす商品・サービス、ユーザの抱える問題を処理してくれる商品サービスを適切な方法で提供する。この単純な構造を作り上げていく中で、ユーザが企業名やサービス名を認知して理解してくれることがまずブランド構築の初期の初期段階と言えるもので、このユーザがクチコミなどで誰かに商品やサービスを紹介した時点がブランドエクイティが向上した段階と言えるでしょう。

大企業が何十万人という人にブランドを認知してもらうという広告活動をブランド構築という風に考えている方からはお笑い種の話しかもしれませんが、中小・零細企業では数十程度のクライアントとの適切な取引関係を維持するだけで経営が成り立つ場合もある(事実そういう企業は多いのでは)ことを考えると、このひとつひとつの積み重ねの重要性を理解していただけるのではないかと思います。

インターネットの普及によりネットを主戦場とした小規模事業を行う人や団塊の世代の方々のセカンドビジネスなど、事業規模だけの拡大を目指した会社活動とは別の目的、例えばあくまで雇われない生活を送りたい、、、などで事業を興す人はどんどん増えていくことでしょう。

こういった経営者の方々が独立性を維持した企業活動を続けていくためにも、ブランディング戦略は必要な時代になってきていると私は考えています。

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本内容は有限会社シーエムパンチ 佐々木康彦がセミナーで講演した内容の一部採録となっており、内容については適時更新される場合があります。

投稿者 staff : 2006年05月18日 00:38 | コメント (0) | トラックバック (1)

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