お役立ち情報

お役立ち情報 / Tim Berners-Lee vs. Google

 CNETの記事と神埼さんのサイトの記述を見させていただきました。

CNET:グーグル幹部、「ウェブの生みの親」リー氏のセマンティックウェブに疑問を提起
THE Web KANZAKI:バーナーズ=リー vs. Google

以下CNET記事からの引用===

講演の中でBerners-Lee氏は、ウェブの次の段階は、データを人工知能にもアクセス可能にし、検索、分析させることだと指摘した。さらに同氏はマシンが簡単に読み取れるデータが互いにリンク付けされたウェブであるセマンティックウェブに言及し、これが導入されれば、さらに多くの知識が、もとの情報を作成、公開した人たちとは別の人や組織に、当初は予想もしなかったような用途で使われると説明した。

引用ここまで===

わたし自身がセマンティックWebに期待することは、推論検索だったり上記引用のような効果だったりするのですが、CNETに書かれていたようなPeter Norvig氏の発言はごもっともな意見と思いました。

  1. ユーザの能力不足
  2. 商売でやっている人たちからの標準化の必要性への疑問
  3. 偽装問題

1については能力が無いから問題というよりも、皆が利用できる環境を作ることが最大の課題ではないのかと、末端の現場でHPの制作をやっている立場としては考えるのですが、Berners-Lee氏が答えているように

以下CNET記事からの引用===

「作成者がデータを保持するのならそれでもいいが、そこに誰かが現れて『われわれのエンタープライズシステムをご利用いただければ、あなたのデータをすべてRDFに変換します。われわれは最良のデータベースを持っているからこそ、このようなお願いをするのです』と申し出てくる。この話に乗る方がはるかにデータを活用できる」

引用ここまで===

セマンテックの枠組みが仮に確立したとしても、その仕様にしたがった情報を適切に出力できる人というのは、これだけ普及したネットユーザの割合から考えると非常に少数だろうな、、、とわたしも思います。

ですが、MTなどのブログツールを使っている人たちは「web標準のコーディング」を意識してブログ書いている訳ではないですから、現在提供されているブログサービスが利用者が特別な意識を持たなくてもRDF変換されるようなサービスの登場してくれるとありがたいですね。

偽装の問題は非常に悩ましい問題ですが、限定的な範囲で横断的な情報検索が出来るようになるだけでも、有用な点は多いと私は思ってます。

セマンテックの実例としてキーマンズネットでフィンランド美術館の例が示されていますが、複数点在していた情報を集約して検索できる実例として非常に魅力を感じますし、登録されている情報の種類によっては、スキルの組み合わせによる推論も可能なはずなので、開発依頼先や人材発掘というような分野での活用も可能と思います。

日本でもセマンティックWebの技術をビジネスプロセスの解析の分野などで活用したり、サービスなどにも取り入れられつつあるようですが、もう少し一般的な人たちがその技術の恩恵に預かれる日が早く来てほしいな、、と考えています。

投稿者 staff : 2006年07月22日 21:55 | コメント (0) | トラックバック (0)

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